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八重山にっき 波照間島編

2007.11.14 - 11.16 竹富島

午後3時、石垣島から無事出航した船は波照間島へと向かう。1時間で着くのだけど海が荒れるとそれ以上かかるらしい。念のため酔い止めを飲んで目を閉じる。ウトウトしているうちにあっさり波照間島に着いてしまった。

宿は90歳を過ぎているおじいがひとりで切り盛りしている。さすがに食事は作れないので素泊まりのみなのだけど、そのかわり格安の料金で泊まることができる。おじいは滅茶苦茶パワフルで、いつも大声で長々と話す。耳の遠いお年寄りはどうしてもそうなってしまうんだよね。で、同じように耳の遠かった祖父や祖母のことを思い出しながらおじいの話につきあってみた。

島は結構広く、自転車で一周するにはちょっときつい感じ。レンタルバイクを借りようかとも思ったけど、おじいに勧められるままに宿の自転車を借りてしまった。さとうきび畑が広がるなかにポツンポツンと集落がある。部活帰りの中学生が、ざわざわと鳴るさとうきび畑をまっすぐ伸びる道を黙々と歩いている。さとうきびをネギに置き換えるとわたしの中学生時代と全く変わらない風景だ。
風が常にびゅーびゅーと吹いていて、頭の中のムズカシイ部分がすっ飛ばされてしまったみたい。(よしもとばななさんも書いていたけど)きっとUFOが降りてきても驚かないだろう。派手な観光スポットなんて何もない。宇宙のなかにぽつんと浮かんでいる島みたいだ。

島を出る前の日の夕方、相撲の中継を見ていたおじいに声をかけた。画面に映った白鵬を見て、話がいきなり大和民族とモンゴルや大陸の民族の話にぶっ飛んだ。曰く…
「日本はもともと大和民族しか住んでいなかったんでしゅ!それが、モンゴルや朝鮮、大陸から民族がやって来て、大和民族は日本の北と南の端に追いやられてしまったんでしゅ!!だから北海道のアイヌと私たち沖縄の人はオリジナルの日本人なんでしゅ!!モンゴルの力士が日本人みたいな顔をしているのは、普通の日本人のルーツがあっちからやって来たからなんでしゅ!!」
あっけにとられる私におじいは「あんたの先祖もモンゴル人かもしれましぇん!」と言って、ニヤリと笑ったのだった…。

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↑パーラーみんぴかのかき氷


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↑本当の日本最南端の地にて

携帯電話をなくしかけたアクシデントで(島のひとが届けてくれたお陰で戻ってきました。本当にありがとう)お世話になった駐在所のお巡りさん、おじいの親戚の波照間空港の所長さん、同じ宿の神戸の女子大生チーム、自転車で日本一周の旅をしてる若者、そして竹富島で初日一緒だった広島のKさんとバッタリ再会など、ここでもいろいろ出会いがあった。また石垣で乗り継いで、那覇からは夕焼けからだんだんと薄紫に染まってゆく空を見ながらのフライトだった。竹富島では新月だったので星がとても良く見えたのだけど、気が付いたら三日月をすこし過ぎた月が、B747の機体を追いかけてきた。。。

今年はこれで最後のentryになります。今年もこのブログを読んでくださってありがとうございます!
しばらくPCから遠ざかってしまうので返信できないと思います。みなさま、よいお年をお迎えください!

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